【大村ボート　SGオーシャンカップ　初日】白井英治が注目機ゲット「体感は悪くない」

強力機を引き当てた当地グランプリ覇者の白井英治（撮影・成瀬　徹）
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　ボートレース大村でナイターSG「オーシャンカップ」が幕を開ける。

　大村の現行エンジンは6月19日から使用開始。今節で5節目となる。どれも2、3節が使用されている。複勝率はまだあまり当てにできず、優劣がはっきりしてくるのは今開催後だろう。

　大村では今節より、公平性を期すために追加の整備規定が発表された。シリンダーケースの交換はなし。キャリアボデーの交換は抽選となり、各選手1回のみで戻すことは可能となる。この影響にも注目したい。

　一昨年の当地グランプリ覇者、白井が力強さのある48号機を手にした。「体感は悪くないけど、いいという感じはなく普通くらい。ペラはまだ見ていないのでこれからですね」と、まだ目立つほどの気配ではないが、素性を考えれば、上積みは十分。ファンにも印象深い水面で、強さを見せつけそうだ。

　初日1Rにさっそく登場する新開と長田も良機を引き当てた。新開は「重た過ぎて回転が上がっていない。最近の中では一番素性のいいエンジンを引けたと思う」とペラ調整に専念。

　長田は「回転の上がりはまあまあ。下がることはなかった。グリップ感がもう少し欲しい」と手応えは悪くなかった。どちらが好スタートとなるか。