【からつボート・ウエスタンヤング】常住蓮には一流のオーラが漂う

[ 2024年6月20日 04:30 ]

常住蓮
Photo By スポニチ

 ボートレースからつG3「第11回ウエスタンヤング」に出走している常住蓮(23=佐賀)に注目だ。佐賀支部といえば、昨年2月にG1九州地区選を制した124期の末永和也。SGオールスターを制した定松勇樹が125期生として活躍する。2人に続く佐賀期待の星が126期の常住だ。

 今節は予選5、6着なしで準優3枠を獲得した。準優は4コースカド受けで、5カド山崎に上を行かれる形。巧旋回で立て直すも3着で優出は逸したが、今年3月にはからつで待望の初Vを飾り、7月からA1級にも復帰。意外にも「アピールポイントはない」と語る。「本当に最後まで諦めず前を追います」とも言う。その姿勢はいつ見ても迫力十分だ。

 目標は「事故せずいっぱい走ること。その分いろいろなチャンスも増えますから。流れとか、いいエンジンの時に優勝できればいいですが、悪い時にどうしのぐかが大事ですね」。若くても“レーサー人生設計”は一流だ。今後も目が離せない。

 ◇常住 蓮(つねずみ・れん)2001年(平13)1月2日生まれの23歳。佐賀県出身、佐賀支部。2020年5月、126期生としてからつでデビュー。2022年6月、大村で初優出。今年3月、からつで初V。通算881戦147勝、14優出1V。1メートル60、血液型A。

続きを表示

「2025 宝塚記念」特集記事

「函館スプリントS」特集記事

2024年6月20日のニュース