【名古屋競輪・開設74周年記念G3「金鯱賞争奪戦」決勝戦】ダービー王・山口拳矢を信頼

名古屋　山口拳矢
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　名古屋競輪の開設74周年記念G3「金鯱賞争奪戦」は、きょう30日の最終12Rで決勝戦を迎える。単騎でもダービー王・山口拳矢が本命。機敏な組み立てからスピードを発揮してVをつかむ。対する新田祐大、守沢太志の北日本勢は強力ラインを組んで抵抗。当地69周年記念の覇者・渡辺雄太の動きも軽快だ。

【12R決勝・単騎でもダービー王・拳矢を信頼】　

　＜12R＞山口は連日力強い走りを見せていて充実している。初日特選も単騎戦で制しており、機敏に運んでダービー王の実力を発揮する。総合力トップの新田は豪快に仕掛けて一撃も十分。守沢は援護して鋭い差し脚を繰り出す。好調の渡辺や、運び機敏な伊藤も警戒。

　（1）渡辺雄太　2日目は1周行って、準決は1周半行ってキツかった。最後は行かれた感じだけど、（守沢に）残してもらった。ケガは良くなっているし、準決が一番いい。名古屋も相性がいい。自力。
　（2）桑原大志　2日目に悔しい思いをしたので、気持ちを持って走った。取鳥君へ。
　（3）山口拳矢　結構キツいけん制をもらったけど、そこで詰まったので外に行った。脚は問題ない。気持ち良く踏めている。（初日）特選みたいにしっかり位置を取って仕掛けたい。自力。
　（4）伊藤旭　しっかり自分で動いて、仕掛けるところ仕掛けている。位置も取れているし悪くない。単騎。
　（5）守沢太志　嘉永君がどこから来るか見ていた。死角みたいなところから来たので、思い切り持って行った。しっかり対応はできた。新田君。
　（6）取鳥雄吾　しっかり先頭に出て、あとは気合で1周半頑張るだけだった。2日目より少しバンクは軽かった。力を出せたらしっかり残れている。軽いバンクは得意で、その辺は僕に利があると思う。自力。
　（7）武藤龍生　守沢さんが3コーナーで（外に）持って行って、無我夢中でコースを突いた。初日が重かった分、2日目、準決は軽く感じた。渡辺君。
　（8）南潤　もがき切ろうと思って必死だった。積極的には動けている。自力。
　（9）新田祐大　油断した。落車もあったけど、踏んだ感じは悪くない。自力。