【金鯱賞】ミスターX 殻を破ったメートルダールに期待

[ 2018年3月11日 05:30 ]

 中京11R・金鯱賞はメートルダールだ。重賞ではあと一歩足りない印象の同馬だったが、前走・中日新聞杯で殻を破った印象。先行勢を捉えに早めに動き、しっかりと脚を伸ばして勝利した。16年京成杯、共同通信杯、17年新潟大賞典の全てで3着に敗れた善戦マンが変わりつつある。

 18年始動戦は長くて広い直線を求め、前走と同じ舞台のここを選択。中間の調整も順調で、最終追いはWコースでガツンとはじけた。石井助手は「デビュー当初から目を引く馬体をしていたが、前走後もさらに成長している」と本格化の兆しを感じている。サトノダイヤモンド&スワーヴリチャードといったクラシックで活躍したエリートたちに逆襲だ。馬単(2)から(1)(5)(9)へ。

 阪神11R・フィリーズRはモルトアレグロで勝負。阪神JF5着から参戦した前走・紅梅Sがセンスの光る内容でV。好位3番手から危なげなく抜け出し、2着馬を1馬身半突き放した。前回と同じ1400メートル、機動力を生かしやすい内回りなら当然、中心視だ。

 前走はレース3日前の木曜に関西入り。翌日金曜まではテンションが高かったが、レース当日は我慢が利いた。今回も結果を残した前走のやり方を踏襲。武井師は「パドックや地下馬道をスクーリングする。阪神は2回目だし、その点も馬にはいいと思う」と前向きな言葉を並べる。3走前・くるみ賞は不良馬場でV。道悪が残っても問題はない。桜花賞へ向け、きっちり結果を残したい一戦だ。馬単(7)から(1)(2)(6)(9)(10)へ。

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2018年3月11日のニュース