【細原・騎手で獲る 特別編】11日阪神11R 機動力あるアンコールプリュが桜切符つかむ

[ 2018年3月11日 08:00 ]

 3枚の桜切符を懸けたフィリーズレビュー(阪神11R)。戦歴が浅い馬ばかりで能力差を判断しづらいが、内回り舞台を考えれば機動力重視の評価でいい。2戦2勝の◎アンコールプリュは新馬戦を好位からセンスのいい走りで快勝。ところが、前走のつわぶき賞は隣の馬が暴れたアオリを受け後方からの競馬になった。それでも直線は上がり3F最速33秒5の末脚で突き抜け連勝。真逆の展開で勝ち切った走りに、友道師は「いい勝負根性を持っている。稽古より実戦で良さが出るタイプだね」と能力の高さを口にしていた。出遅れが幸い、高い瞬発力を示しレースの幅が広がった。

 前走からコンビを組む藤岡康は1週前に続き最終追いにも騎乗。「先週よりも動きは良くなっていた。決め手は重賞舞台でも」と手応えをにじませる。母オイスターチケットは01年の桜花賞6着、半姉シェルズレイも06年桜花賞5着。半兄ブラックシェルも08年NHKマイルC2着→ダービー3着とクラシックへ駒を進めた血筋。アンコールも続く。

 馬券は馬連で手広く。相手はモルトアレグロ、デルニエオール、ラブカンプーが本線。アンヴァル、レッドシャーロット、アマルフィコースト、リバティハイツを押さえる。

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2018年3月11日のニュース