ジャニーズ社会貢献活動に協力の医師「私の知っているジャニーズは素晴らしい会社」 ネットの声に反論も

[ 2023年10月7日 10:50 ]

ジャニーズ事務所
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 千葉大学医学部発の研究プロジェクト「ゲノムクリニック」の代表を務める曽根原弘樹医師が7日までに自身の公式SNSを更新。コロナ禍の際、ジャニーズ事務所と交わしたやり取りを公表し、ネット上で様々な意見が上がっている。

 同事務所が社会貢献、支援活動を行う目的で設立した「Johnny’s Smile Up!Project」の一環として、20年に新型コロナウイルス感染を調べるPCR検査装置を47都道府県に1台ずつ寄贈。この際、曽根原医師は「コロナ禍が始まってほどなくしてジャニーズ事務所からお声掛けをいただきました。『PCR検査が足りないと聞いているので、保健所に贈る機器の選定をしてほしい』という内容でした」と協力を依頼されたという。

 「可能な限り安定供給され信頼性もある機器と試薬を選定し、メーカーに見積もりを依頼したところ数億円規模になりました。すぐジュリー社長との面談があり、提示したところ即決されて、全都道府県の保健所に即配備されました。ジャニーズにも私にも1円の利益もない完全な慈善プロジェクトでした。色々な声はあると思いますが、私の知っているジャニーズは素晴らしい会社だと思います」と思いを記した。またコメント欄に返信する形で「全都道府県と聞いたときは本当に驚きました」ともつづった。

 ジャニーズ事務所は創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題への対応で大騒動の渦中にある。今月2日には2度目の会見を行い、社名変更などを発表。5日には事務所本社に設置していた看板が撤去された。

 フォロワーからは「公表していただき、ありがとうございます 一企業が国家レベルのプロジェクト。本当に素晴らしいです」「本当にこういう事を知って欲しいです」という声が挙がる一方、「そんないい事しててもジャニー喜多川の性犯罪でマイナス換算されちゃうんですよね」「『1円の利益もない』というより、一応、税金で寄付控除が使えますよね?余計な税金を払うより寄付をしたのでしょう」という厳しい声も。

 さらに、「でも児童性虐待はだめだよね ならすばらしい会社とか言うべきじゃないだろ」という声に、曽根原医師は「あくまでも『自分の知っている』ジャニーズです」と反論した。 

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