「VIVANT」第7話 裏切りパニックの体感20分…ネット興奮収まらず「考察も裏切られた」「神回」

[ 2023年8月27日 23:10 ]

TBS日曜劇場「VIVANT」第7話。乃木はいったい…(C)TBS
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 俳優の堺雅人(49)が主演を務める今夏最大の話題作、TBS日曜劇場「VIVANT(ヴィヴァン)」(日曜後9・00)は、27日に第7話が放送された。

 「VIVANT」は、「半沢直樹」「下町ロケット」シリーズなどドラマ史に残る大ヒット作を生み続ける同局・福澤克雄監督が原作を初考案したオリジナルドラマ。脚本は八津弘幸氏、李正美氏、宮本勇人氏、山本奈奈氏。演出は福澤監督、宮崎陽平監督、加藤亜季子監督。今作はストーリーや役柄を初回放送まで一切明かさないという異例の手法が取られた。キャッチコピーは「敵か味方か、味方か敵か―この夏、冒険が始まる。」

 <以下ネタバレ有り>

 第7話は、ブルーウォーカー・太田(飯沼愛)の協力で、テントのサーバーからある重要な情報を得ることに成功した乃木(堺雅人)たち。そんな中、乃木、黒須(松坂桃李)をはじめとする6人の“別班”精鋭部隊が、司令・櫻井(キムラ緑子)の下に集結した。目的は、テントの最終標的である日本での犯行を未然に防ぐこと。そこで乃木は別班メンバーに、テントのリーダー・ベキ(役所広司)が自身の父であり、元公安の警察官だったと打ち明ける。徐々にテントへと近付いていく乃木たち別班、そして、チンギス(Barslkhagva Batbold)と手を組み、乃木を徹底的にマークする野崎(阿部寛)たち公安。テントの真相を暴き、日本を守るのはどちらか…という展開。

 別班メンバーの紹介と任務の説明に始まり、二宮の役名とノゴーン・ベキの過去が判明。まさかの乃木のファーストキスから薫との甘酸っぱい一夜。そこから加速した物語は、野崎と乃木の機内での謎のやりとり、尾行突破、別班の「ヴォスタニア」襲撃。そしてついに「ヴォスタニア」になりすましてテントとの会合に潜入しノコル二宮と乃木が対峙。さらに加速したストーリーは乃木が黒須ら別班メンバーを銃撃、ベキの息子だと認めるノコル…。

 福澤監督の宣言通りの「衝撃回」。息する間もない54分。ネット上は放送終了後から感想と再考察で大盛り上がりというよりは大混乱が巻き起こった。

 視聴者、ファンからは「ドラマ公式Xがネタバレ、予告しすぎ」と冗談交じりのつぶやきが見られ、数々の考察がにぎわいをみせたが、見事にそれらを裏切ってみせた。新庄の別班説は?薫は敵?味方?野崎に微妙な表情を見せるジャミーン。そもそもジャミーンは、野崎は、ドラムは…――。

 「乃木のファーストキスどこ行った?」「体感20分だった」「1番の衝撃の回予告、見事」「しっかり裏切られた」「様々な考察が裏切られた」「もう何が何だか分かりません」「キャッチコピーが確かに言ってた…誰が味方で、誰が敵なのか。本当に分からん」「乃木は裏切ったの?」「機内で乃木は野崎に何を言ったのか?」「先週格好良く出てきた別班メンバーはもう消えた?」「まさかこんなラストになるとは…今まで上がっていた考察を全てひっくり返すくらいの衝撃」「びっくりしすぎて声が出ないとは…」「兄弟なの」「神回」「さあ考察のやり直しだな」など心を折られた人、新たな考察に意気込む人がSNS上で続出。興奮が収まらない様子だった。

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