谷原章介 LGBTQ“隠して生きて”発言の市議に私見「差別だろうが区別だろうがやられた側にとっては」

[ 2022年9月5日 11:40 ]

谷原章介
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 俳優の谷原章介(50)が5日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。今年6月、栃木県下野市の石川信夫市議が定例議会の一般質問で、LGBTQなど性的少数者に関して「できたら静かに隠して生きていただきたい」などと発言したことについてコメントした。

 石川市議は県のパートナーシップ宣誓制度導入に反対の意思を示し「制度を設けて社会に認めさせることがいいのか疑問に思う。後世に憂いを残す」などと主張。市長の答弁に対しては「市長は人権と言いますけれども、人権の上に神権というものがある、神様の権利があることを忘れちゃいけません。差別をしているんじゃない、区別をしたんだと。男女を区別をしたんだということ、これを忘れてはいけない」などと持論を展開した。石川市議は4月の市議選で当選、政治団体「幸福実現党」の県本部代表を務めている。

 谷原は「この議員の方、差別ではなくて区別だということをおっしゃってますけれども、たぶん区別された側にとっては正直、差別だろうが区別だろうが、やられた側にとってはあまり意味がないことであって、言葉遊びと言いますか、もうちょっと分別を持っていただきたいなとは思います」と自身の思いを話した。

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2022年9月5日のニュース