博多大吉「伝説の一日」で鳥肌 ダウンタウン出番直前にセンターマイク登場「漫才だ!」

[ 2022年4月6日 17:03 ]

「博多華丸・大吉」の博多大吉
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 お笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多大吉(51)が6日、水曜パートナーを務めるTBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)に生出演。なんばグランド花月(NGk)で行われた吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」で、ダウンタウンの漫才を生で見た感想を語った。

 10年前の100周年イベントの際、芸人たちは会社から「関係ない人は来ないでくれ」と釘を刺されていたという。その言葉に当時の大吉は「見たいと思ったけど、そこまで(ダウンタウンと)仲良くもないし、親交もないから行くのも失礼かなと思って」とイベントには駆け付けず同期芸人と飲みに出かけ、打ち上げも参加しなかった。そのころ、多くの芸人たちはイベントへ。「ほとんどの芸人が怯んでなかった。浜田さんと一緒に『WOW WAR TONIGHT』を歌ってるんですよ。それで、そのまま打ち上げ行ってる。これが僕、10年間ずっと悔やんでること」だったという。

 今回の110周年の公演でも前回と同じく「若手のみなさんは来ないで」と通達があった。すると、公演に行くか悩むNON STYLE・石田明の姿が。10年前の自分と重なった大吉は「君が行かないとダメだと思う。若手じゃないし、こんな機会ない」と誘い、舞台袖で見届けることにした。

 「ダウンタウンさんが何をするか分からない。結構長かったんです、ダウンタウンさん登場するまで。舞台に何も置いてないの。小道具とかセットとか。NGKってマイクはエレベーター式なんです。ボタン一個で上がってくるんですけど、明転になって、お二人が出てきて。それと同時に、マイクが上がってきたんです」。

 「漫才だ!」。その瞬間、舞台袖は沸いたという。「それだけで鳥肌が止まらないというか」と振り返り、漫才も「めちゃくちゃおもしろいの。震えた。うれしいし、訳分からん涙が出そうになって」と堪能。「32年やってダウンタウンさんに憧れて入って、足元にも及ばない芸人だけど、足元には及んだと思ってたのそれまで。足首ぐらいは、つかめてると思ってたの。全く違った。とんでもないのを見せられました」とダウンタウンの圧倒的なおもしろさに感服していた。

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2022年4月6日のニュース