桂南光がユーミンとの“親密な関係”告白! ラジオ番組初回に大物との交遊録披露した

[ 2022年4月1日 18:56 ]

KBSラジオの新番組に出演した桂南光(右)と竹内弘一アナウンサー
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 落語家・桂南光(70)が1日、KBSラジオの新番組「竹内弘一のこういっちゃナンですが」(金曜後3・30)の初回放送に出演。オープニングトークで、親交あるシンガーソングライター、ユーミンこと松任谷由実(68)との仰天エピソードを明かし、爆笑を誘った。

 時間の限られるテレビでなく「喋りで伝えることは楽しい」とラジオを好む南光。週1回レギュラー出演の初回から、いきなり飛ばし気味で、古希を迎えたとは思えぬ軽快なトーク。落語界以外にも顔の広い南光が、大物歌手との50年前の出会いについて語った。

 京都・円山公園で開催された米朝一門の花見会に出席した時のこと。大師匠の桂米朝さんが宴会を切り上げて別席へ行こうと腰をあげると、少々酔いのまわった南光が「帰れと言われるんですか?」と。米朝さんから祇園の店を紹介されて2次会に行くと、そこには7、8人の先客グループがいた。カウンターの端に座っていたのが松任谷正隆(70)と結婚前のユーミン。「あれは荒井由実さんよ」と教えてくれた店のママも、実はユーミンの母親だった。

 南光らが噺家の集団だと知ったユーミンに「小噺やってよ」と言われ、南光が応じるとユーミンは大喜び。「お返しに歌を」とユーミンが歌い出したのが「リンゴの唄」。だが、南光ら一同がアカペラでの熱唱に聞き入っていると、途中からユーミンがパロディの替え歌に。「『り』の字を『ち』に替えて…。春歌、すごすぎた」と南光。場は異様な大盛り上がりとなった。

 「その後、ユーミンから脱げ、脱げと言われて」とノリで素っ裸になった南光。カウンターの上に上がり、ガラスの灰皿1つで局部を隠して仁王立ちしていると、米朝師匠が店に入ってきた。他のメンバーは素知らぬ顔。南光は大師匠から「何しとんねん」と大目玉を食らい「その店は出入り禁止になった」という。

 ユーミンはその後、NHKのドラマに出演していた南光を見つけ、南光の正体を知ったそうで、それ以来の付き合いだ。南光の大阪でのラジオにユーミンがゲスト出演した際には「久しぶり」と南光に手を挙げたユーミンを見て、その親密さにスタッフは驚いたそうだ。付き合いを聞かれたユーミンも「なんでって?ヒ・ミ・ツ」と意味深に答えなかったそうで、「世の中にムダはないということ。裸体でユーミンと繋がりました」と南光は不思議な縁で交友関係が広がったことの大事さを訴えた。

 放送終了後、同番組MCを務めるフリーの竹内弘一アナウンサー(44)は「何を喋ろうか考えて昨夜は眠れなかったけど…。ひと言も喋れませんでした。でも、面白かった」と満足そう。南光も「死ぬまで番組をやらせて」と笑みを浮かべた。月1回は南光に代わって桂米紫(48)が代打を務める。

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2022年4月1日のニュース