×

武居由樹「もう1本ぐらいベルトほしい」の真意は?天心の名前を挙げなかった理由も言及「彼はまだ…」

[ 2025年5月28日 21:48 ]

プロボクシング WBO世界バンタム級タイトルマッチ   王者 武居由樹(大橋)<12回戦>同級7位 ユッタポン・トンデイ(タイ) ( 2025年5月28日    横浜BUNTAI )

<ダブル世界戦>試合を振り返る武居(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 WBO世界バンタム級王者・武居由樹(28=大橋)が挑戦者で同級7位ユッタポン・トンデイ(31=タイ)を1回2分7秒TKOで破り、2度目の防衛に成功。ボクシングデビューから11連勝とした。世界戦3戦目で初のKO勝利を挙げた。

 王者は横浜に衝撃を与えた。1R開始から強い圧力でリングを制した。そして左ストレート一閃でダウンを奪うと、そのまま圧倒した。ラッシュで2度、3度と挑戦者をひざまづかせた。わずか127秒で試合を終わらせた。

 試合後にリング上で「まずは指名試合をクリアしたら誰だってやるので、もう1本ぐらいベルトほしいですね」と統一戦を熱望した。リングサイドで観戦していたWBA同級王者の堤聖也は「ほぉ」という納得の表情から笑顔を見せていた。

 試合後会見でその真意について聞かれると「何でもいきます。最近は1本じゃ物足りなくなってきたので、タイミングがあればいきます。あとは大橋会長はお任せします」と会長に委ねた。

 大橋会長は「中谷(潤人=WBC世界バンタム級王者)でないのは間違いないです」と言及すると、武居は大きく笑った。

 これまでは“那須川天心”を名前を出すことが多かったが、今回は名前を挙げなかった。「彼はまだ世界王者じゃないので。(世界王者になったら?)それもいいですね。応援してます」と那須川へメッセージを送った。

続きを表示

この記事のフォト

「井上尚弥」特集記事

「那須川天心」特集記事

2025年5月28日のニュース