女子ストロー級・ソルトが万智と対戦 「王者なので私が勝ちます」

6月14日「RIZIN　LANDMARK11　inSAPPORO」で女子ストロー級で対戦するソルト（左）と万智
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　格闘技イベントRIZINは8日、都内で「RIZIN　LANDMARK11　in　SAPPORO」（6月14日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ）の対戦カードを発表した。

　女子ストロー級（52・5キロ以下）で対戦する第5代ストロー級クイーン・オブ・パンクラシストのソルト（34＝マルスジム）と万智（21＝67ジム）が会見した。パンクラスの女子王者のソルトは「RIZINに決まってうれしい。気合が入ってます」と言葉少な。

　ソルトは運動神経が良く、中高ではバスケ部に所属。働いていたすすきののラウンジで格闘技関係者から観戦に誘われたことがきっかけで格闘技に興味を持ち、マルスジムに入会。MMAから始めたが「向いてない」とキックに転向。17年にJ－NETWORKのアマ全日本大会で準V。しかし、階級的に相手が見つからず29歳で再びMMAに挑戦。21年4月、アマチュア修斗EXトーナメントフライ級で優勝しプロ昇格。22年1月、プロデビュー戦の修斗でいきなり3位の杉本恵と対戦し判定負け。その後、勝ち負けを繰り返し12月に初参戦のパンクラスでストロー級王者KARENに判定勝利する大金星を挙げると23年4月の再戦で王座に挑戦。得意の打撃などで判定勝利しプロ5戦目で王座を獲得した。23年6月、地元北海道でRIZINに初参戦も大島沙緒里に一本負けした。24年9月のパンクラスで万智の練習相手のベテラン藤野恵実とのストロー級のタイトル戦で大激闘の末にV1達成。しかし、25年3月の修斗ではパク・ボヒョンとのストライカー対決に判定で敗れた。

　RIZIN2戦目、それも地元戦。「2年前は負けてしまったが、国際戦や防衛戦を経て強くなった。万智戦は違うと思う。私は王者なので勝ちます」ときっぱりと言い切った。