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元Jリーガー山口聖矢 再起戦となるプロ4戦目へ「期待して」 幼なじみ尚弥のベガス戦へ勝利のバトンを

[ 2025年4月21日 17:49 ]

ボクシング東日本新人王ライト級4回戦   山口聖矢(大橋)《4回戦》栗原宗太郎(E&Jカシアス)  ( 2025年4月22日    東京・後楽園ホール )

前日計量をパスした山口(左)と栗原
Photo By スポニチ

 世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(32=大橋)の幼なじみで、元サッカーJ3相模原DFの山口聖矢(31=同)が21日、再起戦となる東日本新人王ライト級4回戦の前日計量に臨み61・0キロで一発パス。「一度負けたジムの相手なので1回戦から気合はめちゃくちゃ入る」と気合十分に話した。

 昨年7月の同大会2回戦で判定負けして以来、約9カ月ぶりのリング。昨年度全日本新人王に輝いた本多俊介(25=E&Jカシアス)からダウンを奪われるなど、ボクシング転向3戦目で初黒星を喫した。一方で自身もダウンを奪うなど強打をアピール。「ディフェンス面を結構練習してきたが、攻撃面はそれ以上にやっている。期待していてください」とにやりと笑い「僕も今年(新人王を)獲れたら再戦もしたいと思う」と本多へのリベンジを見据えた。

 幼なじみの尚弥は5月4日(日本時間5日)に米ネバダ州ラスベガスのT―モバイル・アリーナでWBA世界スーパーバンタム級1位ラモン・カルデナス(29=米国)との防衛戦が控える。山口も約一週間後には渡米予定で尚弥のサポートに回る。減量期をともに過ごせたことで「コンディションも今回一番いい」と自信をのぞかせ「負けられないですね」と戦友に勝利のバトンをつなぐことを誓った。

 興行はLeminoで独占無料生配信される。

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