京口紘人　初回TKO勝ちも計量失格のカシメロに「どこのプロモーターからも敬遠される」

1回TKO勝ちしたジョンリール・カシメロ（右）（TBプロモーション提供）
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　プロボクシング元世界2階級制覇王者の京口紘人（30＝ワタナベ）が21日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。自身も出場した13日の興行「TREASURE　BOXING　PROMOTION7」の他の試合について振り返った。

　メインカードの第6試合、スーパーバンタム級10回戦は元世界3階級制覇王者で、スーパーバンタム級でWBO6位、WBC7位、IBF13位につけるジョンリエル・カシメロ（35＝フィリピン）が1回2分41秒、TKOでWBO世界バンタム8位、WBC同12位サウル・サンチェス（米国）を下した。ただし、カシメロは前日計量でリミット（55・3キロ）を再計量でも600グラムオーバーする55・9キロだった。

　京口は「（前日計量で）1回目は1キロオーバーで、再計量でも600（グラム）オーバー。残念すぎる。試合はカシメロが勝つとは思っていたけど。あとで映像で見たけど。強いのに、体重オーバーした時点で価値はないと思っている。（トレジャー・ボクシング・プロモーションの）伊藤（雅雪）代表に同情しかない。カシメロはもう、どこのプロモーターからも敬遠されると思う」と話した。