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比嘉大吾のトレーナー 武居陣営の八重樫トレーナーと早くも心理戦!? 野木氏「大吾は入り際に癖が…」

[ 2024年8月19日 18:23 ]

プロボクシングWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦 王者・武居由樹(大橋)<12回戦>同級1位・比嘉大吾(志成) ( 2024年9月3日    東京・有明アリーナ )

公開練習前に撮影に応じる比嘉(左)と野木トレーナー
Photo By スポニチ

 プロボクシング元WBC世界フライ級王者で現WBO世界バンタム級1位の比嘉大吾(28=志成、21勝19KO2敗1分け)が19日、同級王者・武居由樹(27=大橋、9勝8KO)戦に向け都内の所属ジムで練習を公開。比嘉を担当する野木丈司トレーナーは、視察する武居陣営の八重樫東トレーナーを前に早くも心理戦を仕掛けた。

 約6年5カ月ぶりの世界戦に臨む比嘉は武居について「パンチ力があって、踏み込みが鋭くバネがある選手。いろいろできる選手だし、いい距離の取り方ができる」と距離感が鍵を握ると分析。武居とは、野木氏のフィジカルトレーニングを通じて交流があり、武居を指導する八重樫東トレーナーとも「僕が計量オーバーした後、いろいろろ飲みに連れて行ってくださった」関係性だと明かした。

 野木トレーナーは「武居チャンピオンも八重樫トレーナーも仲間意識が強く、大好きな人たち」とチームで親交があるとしながら「せっかくいただいたチャンスなので勝負に徹する」と“心理戦”を仕掛けた。

 「武居選手サイドはやはり(中に)入られたくないと思う。大吾の癖がありまして、一瞬頭をぐっと下げてから入る。そこをフェイントにして、どう入るかはもう細かく練習している」とにやり。

 これには苦笑いを浮かべた八重樫トレーナー。公開練習後には「いつもの比嘉大吾でした。素晴らしい練習を見させてもらった」と話した上で「武居も言っているが今回はどちらかが倒れる展開になる。癖?今日も出ていましたよ。敬意を持ってしっかり倒したい」と自信満々に話した。

 試合当日は世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋、27勝24KO)―元IBF同級王者テレンス・ジョン(TJ)・ドヘニー(37=アイルランド、26勝20KO4敗)とのダブル世界戦となり、興行はレミノで独占生配信される。

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