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井上尚弥 「33歳までに」フェザー級転向宣言 WOWOW収録後に構想明かす

[ 2023年9月1日 17:03 ]

収録後に撮影に応じた井上(左)。右は実況の高柳謙一アナ
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)が1日、『井上尚弥出演!エキサイトマッチSP 「フルトンvs井上尚弥」』(4日午後9時からWOWOWライブ&オンデマンドで放送)に父の真吾トレーナー(52)とともに収録に臨み、33歳までのフェザー級転向の構想を明かした。

 7月25日に前王者スティーブン・フルトン(29=米国)とのスーパーバンタム級タイトルマッチ(東京・有明アリーナ)で8回TKOの完勝。戦前、不安材料だった体格差を感じずに戦えたことで「フェザー(級)寄りの選手相手にああいった試合ができた。限界はここじゃない」と手応えを感じたことを明かした。


 次戦は12月にWBA&IBF統一王者のマーロン・タパレス(31=フィリピン)と4団体統一戦を行うことが有力。この日はタパレス戦後の相手候補とされる、WBC同級1位のルイス・ネリ(28=メキシコ)やWBO同級3位ジョリエール・カシメロ(34=フィリピン)、WBA同級2位ムロジョン・アフマダリエフ(28=ウズベキスタン)らついても触れ「この4選手をクリアしたら自信を持ってフェザー(級)にいけるんじゃないか。33歳までにいけると思う」と構想を明かした。

 7月のフルトン戦一週間後からロードワークを行い、二週間後にはジムワークも再開。タパレスを想定したミット打ちも開始していることを明かした井上は「(タパレスは)わりかしディフェンス面もいい。一発のパワーもあるし、もしかしたらフルトンより怖いかもしれない」と警戒した上で「やっぱり楽しみですよ」と年内4団体統一へ胸を躍らせていた。

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2023年9月1日のニュース