井岡 “リスク上等”昨年大みそかのフランコとの再戦!「理想はKO。明確に勝ちに行きたい」
WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者 ジョシュア・フランコ《12回戦》同級6位 井岡一翔 ( 2023年6月24日 大田区総合体育館 )

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前WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔が17日、24日に対戦するWBA世界同級王者のジョシュア・フランコと都内で記者会見に臨んだ。試合1週間前に行われた“異例”のフェースオフでは早くも火花を散らした両者。ドローに終わった昨年大みそかの完全決着をつけるべく、井岡からはKO宣言が飛び出した。
昨年大みそか以来の因縁の相手との対面。試合1週間前の実施となったフェースオフで、井岡はフランコと約20秒間にらみ合った。「この時期に(相手と)会うことで興味を持っていただいている方に何か伝わればいいと思った。試合が近づいているんだなと感じる」と静かに闘志を燃やした上で、きっぱりと言った。
「明確に勝てるようにするのが一番。理想はKO。明確に勝ちに行きたい」
前回対戦後、WBOから同級1位だった中谷潤人(25=M・T)との対戦指令を出されたが、「お互いが望むのであれば試合で決着をつけたいと思っていた」と2月にWBO王座を返上してまでフランコとの再戦を希望した。完全決着をつけるためにこだわったダイレクトリマッチだけに、危険を冒してでも倒しにいく覚悟だ。対するフランコは「ベルトを返上してまで私と戦ってくれることに大きな意味がある。ハングリーさを感じる」と警戒した。
再戦はこれまでにファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)、ドニー・ニエテス(フィリピン)との2試合を経験。いずれも井岡が初戦より圧倒する勝利で、再戦では無類の強さを発揮してきた。「やることはやった。後はリングの上で生きざまを見てもらいたい」。自信を裏付ける強気な発言にこの一戦への思いが込められていた。
▽22年12月31日の井岡VSフランコVTR 東京・大田区総合体育館で行われたWBO&WBA世界スーパーフライ級王座統一戦で対戦。前に出て手数を出すフランコに対し、ブロックの上を打たせてカウンターを狙うという展開に終始。採点は115―113と1人がフランコを支持し、残る2人は114―114。1人が一方を支持しても、残り2人の審判が引き分けと裁定した場合の「マジョリティードロー」により引き分けで両者防衛となった。
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