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具志堅用高氏 井上尚弥がフルトンを倒すなら序盤の早い回「ボディ狙いがいい」逃せば判定決着も

[ 2023年6月17日 22:39 ]

井上尚弥
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 WBA世界ライトフライ級を13度防衛した具志堅用高氏(67)が自身のYouTube「ネクストチャレンジ」で、7月25日に行われる元世界バンタム級4団体統一王者・井上尚弥(30=大橋)とWBC&WBOスーパーバンタム級王者のスティーブン・フルトン(28=米国)戦を予想した。

 具志堅氏は「早い回で井上チャンピオンが倒すか、序盤に倒せなければ判定になる」と予想した。

 井上の懸案を挙げるとすれば右拳のケガの回復具合と階級を上げたことでスピードが落ちることだが、具志堅氏はバンタム級に挙げた際の動きからスーパーバンタム級でも「スピードは落ちない」と断言した。

 一方でフルトンの懸案は来日によるコンディショニング。フェザー級に転向も視野に入れるほど体が大きいので「米国からの移動距離や時差でウエートコントロールに苦労すると思う」と予想した。

 フルトンは目でパンチをよけるのがうまいが、井上のスピードについて行けるかが勝負のポイントになる。

 具志堅氏は井上の作戦としては「ボディ狙いがいい」と提言。パンチをかわすのがうまいフルトンにスピードでも対抗できるが、井上はボディ打ちがうまいので、あえてそこで勝負すべきと主張した。
 

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2023年6月17日のニュース