メンデス　重岡優の急きょ代役で“ぶっつけ本番”対策なし！「戦績は私の方が勝っている」

WBC世界ミニマム級暫定王座決定戦   同級3位　重岡優大《12回戦》同級7位　ウィルフレド・メンデス （ 2023年4月16日    代々木第2体育館 ）

＜メンデス　公開練習＞ポーズを決める（左から）亀田興毅氏、メンデス、鬼越トマホークの金ちゃん、坂井良多（撮影・西海健太郎）
Photo By スポニチ

　重岡優の相手で、元WBO世界ミニマム級王者のメンデスが12日、都内のジムで練習を公開。映像による重岡優対策は行わず“ぶっつけ”で試合に臨む考えを明かした。

　インフルエンザ感染で来日不可能となった王者パンヤ・プラダブシー（タイ）の代役として、10日に急きょ来日。「コンディションはかなり良い。今回はWBCで世界チャンピオンになりたい一心だ」と気合十分に話した。

　これまで試合前に、映像で相手を分析することはなかったと話すメンデスは今回も同様。「（重岡優の）スタイルを見る必要はない。展開次第で組み立てる」と自信満々。「戦績は私の方が勝っている。長いラウンドに持ち込んで経験を見せたい」とキャリアの差を見せつける覚悟だ。

　≪鬼越トマホークがパンチにもん絶≫公開練習には、「3150FIGHT」のオフィシャルサポーターに就任したお笑いコンビの鬼越トマホークも参加した。メンデスが「自信があるパンチ」と話す左ボディーを食らった金ちゃんは、もん絶しながら「あなた、お笑い分かってる！？」と訴えた。興行をプロモートする亀田氏は「さすが芸人さん。いい仕事しますわ～」と笑わせていた。