“アマ13冠”の堤駿斗、プロ2戦目に自信「中盤までには倒したい」

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プロボクシングWBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(33=志成)とWBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(27=米国)の2団体王座統一戦(31日、大田区総合体育館)のアンダーカードに出場する志成ジム所属選手の公開練習が25日、東京都内の同ジムで行われ、アマ13冠の堤駿斗(23)はプロ2戦目への意気込みなどを語った。
7月のプロデビュー戦では両拳を痛めながら東洋太平洋5位ジョン・ジェミノ(フィリピン)に判定勝ち。2戦目は前東洋太平洋スーパーバンタム級王者ペテ・アポリナル(フィリピン)と対戦する。堤は「前回は判定勝ちだったので、よりアグレッシブな試合をしたい。しっかり倒せる練習をしてきたので試合で出せれば」と抱負を語った。11月上旬から約1カ月間、井岡とともに米ラスベガス合宿を実施。イスマエル・サラス・トレーナーから直接指導を受け、井岡からも様々なアドバイスをもらった。米合宿では約60ラウンドのスパーリングを消化し、「いい感じで仕上げられた。やっている時はキツかったけど、やるたびに感覚が良くなっていくのが分かった。指導してもらったことがスパーに出せるようになった」と手応え。デビュー戦で拳を痛めた反省から試合で使用するグローブをメキシコ戦のレイジェス社から日本のウイニング社に変え、試合当日のバンテージもサラス・トレーナーに依頼するなど準備も万全。「ラウンド数は意識しないけど、勝ち方は意識している。中盤までには倒したい気持ちはある」と自信を示した。
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