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8年ぶりの“黒髪尚弥”4団体王座統一へ意気込み「日本で誕生するところを目に焼き付けてほしい」

[ 2022年12月10日 14:42 ]

プロボクシング・世界バンタム級4団体王座統一戦 ( 2022年12月13日    有明アリーナ )

記者会見の席に着く井上尚弥(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 最終記者会見が10日、横浜市内のホテルで開かれ、バンタム級史上初の4団体王座統一を目指すWBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)とWBO同級王者ポール・バトラー(34=英国)が意気込みを語った。

 ここ数年、髪を染めていた井上は「4団体統一への意気込みとして、初心に帰ろうと思った。たぶん21歳の時以来」という黒髪に戻して登壇。壇上に並んだ4本のベルトを見ながら「ますますやる気も増すし、バンタム級最終章、いよいよだなという感じです」と気合をみなぎらせた。大橋ジムの大橋秀行会長によると体重はリミットまで「安全圏」。前日9日で練習は打ち上げており、「あとは疲れを取って体重調整という段階。いつもどおり調子良く仕上がってます」と強調した。

 初対面のバトラーの印象については「調子も良さそう。全体的に優れたボクサーなので、13日は気を抜かずに自分の仕事をするだけです」とコメント。会見後、ツーショットの写真撮影を終えるとグータッチで分かれた。4団体王座統一はボクシング史上9人目で、バンタム級で初めて。日本人としても初の偉業へ向けて「待ち望んだ試合でもあるし、ファンの方はこの日本で4団体統一王者が誕生するところをしっかり目に焼きつけてほしい。お見逃しなく」と意気込んだ。

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