【RIZIN】貴賢神　MMAデビュー2連敗…“不撓不屈”精神も実力者のギブレインに1回TKO負け

RIZIN　LANDMARK4   貴賢神ーカルリ・ギブレイン （ 2022年11月6日    愛知・ドルフィンズアリーナ ）

パンチを被弾する貴賢神（左）（C）RIZIN　FF
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　総合格闘技イベント「RIZIN　LANDMARK4」が6日に愛知・ドルフィンズアリーナで開催された。デビュー2戦目となった大相撲の元幕内・貴源治の貴賢神（フリー）がカルリ・ギブレイン（ブラジル）に1回TKO負けで、デビュー2連敗となった。

　試合は1ラウンドから相手にプレッシャーをかけられる展開の中で相手のパンチを被弾。ダメージが蓄積する中でラスト50秒を切ると組み付くも相手に切られて、上に乗られてハーフガードの状態から鉄槌を浴びると貴賢神は何もできずにレフェリーに止められた。

　貴賢神は昨年7月、名古屋場所中の大麻使用により日本相撲協会から懲戒解雇され、その後、格闘家に転身。昨年大みそかの「RIZIN.33」のリング上であいさつして兄スダリオ剛が活躍するRIZINへの参戦表明した。今年4月の「RIZIN　TRIGGER　3rd」で関根“シュレック”秀樹を相手にデビューも2回TKO負け。試合後にデビューが早まったこと明かし、それを言い訳すると榊原CEOから「だったら（オファーを）断ればよかった話。終わってからの言い訳は聞きたくないので、それなら1年でも2年でも海外に行って2試合目となる次の試合のオファーはしませんからゆっくり準備してください」と怒り交じりの厳しいことを言われた。

　デビュー戦から半年が経って迎えたデビュー2戦目。試合のテーマは“不撓不屈（ふとうふくつ）”だと話していた。「試合に向けて、今できることを一生懸命頑張り、結果を出したいと思っています。経験も実力も現時点では相手が上だけど、どんな状況でもひるまずに戦う」と語っていたがデビュー2連敗となった。