×

前田日明氏が思うプロレスの天才とは?「武藤は天才じゃない」 試合中にKOしようと思ってた選手も明かす

[ 2022年9月6日 16:18 ]

格闘家の前田日明氏
Photo By スポニチ

 格闘家の前田日明氏(63)が6日までに更新されたプロレスリング・ノアのGHCヘビー級王者の拳王(37)のYouTubeチャンネルにゲスト出演。プロレスの天才だと思う選手の名前を挙げた。

 前田氏は闘魂三銃士の中では蝶野正洋が一番頭良かったという話から拳王が「武藤さんは天才的だったんですか?」と聞くと前田氏は否定した。「天才じゃない。コーナーの上からムーンサルトをやる勇気があっただけの話ですよ」と話し、「俺らは年中ブリッジやってたでしょ。普通に立っている状態からゆっくり頭の横に手を付いて後ろに“パタン”と普通に出来た。それを速くやったらいいだけの話。コーナーがあるとのりしろがあるから速くできる。みんな何回か練習してやったらできましたよ」と当時の選手たちは何回か練習するだけでムーンサルトプレスができたと明かした。

 前田氏が思うプロレスの天才としてアントニオ猪木と藤波辰爾の名前を挙げた。「(プロレスの天才は)どんな人が相手でもプロレスできる。異種格闘技でもできる。藤波さんは俺とか長州みたいに独りよがりで何するか分からないようなアホな選手でもちゃんと名勝負する。長州力は藤波辰爾としか名勝負してないじゃん。」とどんな相手でもプロレスができる選手がプロレスの天才だという。

 そして「藤波辰爾なんか俺はあわよくばノックアウトしようと思ってやってたから」と笑って当時を回顧した。「ハイキックは何発いれたかわからない」とつづけた。

続きを表示

2022年9月6日のニュース