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井上兄弟がけんかしたら…尚弥「勝てない」拓真「ワンチャンある」地元トークショーで明かす

[ 2022年7月21日 15:54 ]

<ざま井上兄弟タウンミーツ>イベント参加者を見送る井上(左)と弟・拓真(撮影・島崎忠彦)
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 プロボクシングWBAスーパー&WBC&IBF統一世界バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)とWBOアジア・パシフィック&日本スーパーバンタム級統一王者・井上拓真(26=同)の兄弟が21日、地元の神奈川県座間市で開かれた交流イベント「ざま井上兄弟タウンミーツ」に出席した。兄弟は佐藤弥斗(みと)市長を表敬訪問し、トークショーや写真撮影会などで市民と交流した。

 トークショーの質問コーナーでは、子供たちから積極的に兄弟へ質問が飛んだ。「好きな食べものは?」に対し、尚弥は「唐揚げ」拓真は「ハンバーグ」、「好きな果物は?」には「キウイ」「みかん」とそれぞれ回答。ボクシングを始めたきっかけについては、尚弥がアマチュアボクサーだった父・真吾さんの姿を見て「あこがれた」と紹介し、拓真は「兄にくっついてやっていたら生活の一部になった。兄がやってなかったら自分もやっていない」と明かした。小学生時代のトレーニングについては尚弥が「自分の体重だけで毎日、腕立て10回、腹筋と背筋を30回やっていた。土日だけ走っていた」と説明。「少ない回数でも積み重ねる、毎日続けることが大事」と鍛える“極意”を口にした。

 会場が最も沸いたのは「今、兄弟げんかしたらどちらが強い?」という質問。尚弥は子供の頃に「けんかはしょっちゅうしていたが、取っ組み合いぐらいで手は出さなかった。トレーニングしていたから、拳で殴ったら危ないというのが小学生でもあった」と明かし、拓真は「小さい頃は何をしても勝てなかった」と苦笑いした。現在については尚弥が「今やったら勝てない。(拓真は体が)ゴツいから」と意外な?返事。拓真も「ボクシングだと勝てないけど、けんかならワンチャンあると思う」と話して笑いを誘った。

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2022年7月21日のニュース