天心VS武尊以外の対戦カードはどうなる？　野杁正明VS海人、K―1とRISEの王者対決実現の可能性も

（左から時計回りに）野杁正明、海人、鈴木真彦、金子晃大
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　6月19日に東京ドームで開催することが決まったRISE世界フェザー級王者・那須川天心（TARGET/Cygames）とKー1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者・武尊（SAGAMI―ONO　KREST）の世紀の一戦に関する記者会見が7日に行われることが発表された。

　今回の会見では、那須川VS武尊以外のカードも発表されるのか注目される。2日に開催された「RISE　ELDORADO　2022」、3日「K―1　WORLD　GP　2022　JAPAN～K’FESTA.5」に出場した選手たちは東京ドーム大会に向けて参戦アピールをしている。

　シュートボクシングの絶対的エースの海人（TEAM　F.O.D）は「RISE　ELDORADO　2022」で第2代RISEウェルター級王者“ブラックパンサー”ベイノア（極真会館）に1回41秒KO勝利。試合後には「6月19日に必ず野杁さんとやるんでRISEファンの皆さんも応援をよろしくお願いします」と以前から希望していた現K―1ウェルター級王者の野杁正明（SAGAMI―ONO　KREST）と対戦をアピールした。

　対して野杁も「K―1　WORLD　GP　2022　JAPAN～K’FESTA.5」で加藤虎於奈（TEAM　TOP　ZEROS/LARA　TOKYO）から2回TKO勝利を飾り、試合後には6月に向けて「名前を挙げるならSBの海人選手はずっと僕の名前を挙げてくれてるんですけど、僕は誰でも受けて立つので決まったら会場まで応援に来てください」と海人の名前を出して受けて立つことを表明した。

　第6代RISEライト級王者の原口健飛（FASCINATE　FIGHT　TEAM）は再起戦となった「RISE　ELDORADO　2022」でISKA世界ムエタイ王者ロンペット・Y’ZDジム（Y’ZD　GYM）に1回TKO勝利。試合後、6月に向けて「もちろん僕も出ます。対戦相手は名前は出さないですけど明日ここでタイトルマッチをします。絶対に勝ってください」と名前は出さずも3日に防衛戦が決まっていた山崎秀晃（SAGAMI―ONO　KREST）との対戦を要求した。

　しかし山崎は防衛戦で大和哲也（大和ジム）の左フック一閃で王座陥落した。会場で見ていた原口は自身のツイッターで「え、やばい。どうしよ。どうなるの」と山崎の王座陥落に困惑していた。原口は誰とマッチメークされるのか注目が集まる。

　第7代RISEバンタム級王者の鈴木真彦（山口道場）は「RISE　ELDORADO　2022」で江幡睦（伊原道場）に判定勝利を収めた。6月の大会へ試合後に「RISEバンタム級王者としてK－１の55キロのチャンピオンどうですか。僕と楽しみじゃないですかみなさん。メインカードに負けないぐらい盛り上げる自信があるのでぜひよろしくお願いいたします」と名前は出さずもK―1スーパー・バンタム級王者・金子晃大（三軒茶屋シルバーウルフ）との対戦を希望した。

　対する金子は「K―1　WORLD　GP　2022　JAPAN～K’FESTA.5」で試合は組まれていなかったが、リングで挨拶した際に「6月なんですけど皆さん期待しておいてください」と東京ドーム大会への出場を示唆した。K―1とRISEのチャンピオン同士の一戦が組まれるのか注目される。

　この他にもネットではベイノアVS城戸康裕（谷山ジム）や玖村将史（五反田チームキングス）VS志朗（BeWELLキックボクシングジム）など様々な対戦カードが予想されている。