村田諒太、9日ゴロフキン戦へ心境「コロナ禍で延期は避けたい、それが第一」

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プロボクシングWBA世界ミドル級スーパー王者・村田諒太(36=帝拳)が5日、IBF世界ゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)との王座統一戦(9日、さいたまスーパーアリーナ)に向けて現在の心境などを明かした。これまでの世界戦では公開練習を実施していたが、新型コロナウイルス感染予防対策のため、報道陣からの質問に所属ジムを通じて書面で回答する形式となった。
先月31日には対戦相手であるゴロフキンが来日。村田は「いよいよだな、という感じです。そして計量まで3日、やっぱり恐怖ももちろんあるし、楽しみはあまりありませんが、いろいろな緊張感もあります」と胸中を吐露。「ゴロフキン選手が相手じゃなければこういった想いにはならなかったのかなとも思います。やはりゴロフキン選手が相手というのはこれまで以上に緊張感はいやがおうにも高まります」と自己分析した。
日本ボクシング史上最大級の“世紀の一戦”は、村田にとって19年12月以来、実に2年4カ月ぶりのリングとなる。残り1週間を切り、「コロナ禍で延期は避けたい、それが第一に来ます。今はそういった現実的なことを考えてしまいます」と切実な思いも明かした。
感染予防のため、家族と離れ、ホテル暮らしが続いているが、家族とは「主にビデオ電話で連絡を取り合っていますが、とても励みになります」とし、「時期によっては(子供たちが)こんなに成長したかなと、大きく変わったように感じる時があるんです」と再会を楽しみにしている。
また、ホテルで1人で過ごす時間に、これまでのボクシング人生を振り返ることもあるという。「子供の頃、修学旅行で東京に来ていろいろな名所に行き、自分の人生でまさか、これほど注目される舞台に立つ、言わば夢が叶っていると言えると思うんです。こういった人生を歩めるとは当時思ってもいなかったので、そういう具合に自分のボクシング人生を、ふと振り返るときはあります」とつづった。
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