魔裟斗 那須川天心RISEラストマッチを振り返る!6月の武尊戦がより楽しみになった理由とは

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元K―1世界王者でタレントの魔裟斗(43)が5日に自身のYouTubeチャンネルを更新。キックボクシング41勝無敗でRISE世界フェザー級王者の那須川天心(TARGET/Cygames)のRISEラストマッチを振り返った。
那須川のRISEラストマッチの相手は昨年行われた「RISE DEAD OR ALIVE2021 ―53kgトーナメント」で優勝した同門の風音(TEAM TEPPEN)だった。試合は那須川対策をしっかりしてきて積極的に前に出てくる風音に苦戦する場面もあったが那須川は3Rを上手く戦い終えて判定2―0で勝利を収めた。
まず魔裟斗は風音の印象について「脚を使いながらステップワークを使って、パワーはないけど戦いにくい選手」と話した。1Rはステップワークを使いながらパンチを当ててくる風音に天心は熱くなっていたという。「天心は結構大振りで捕まえにいこうとするけど、大振りになって捕まえようとすればするほど風音のペースになっていくんだよね。上手く戦えずとにかくイライラしてたね」と解説した。
しかし2Rの途中から那須川の動きが変わった。「1Rは大振りになってたけど、2Rの途中からパンチを小さく速くっていうのに変えたね。そこから天心の攻撃が入るようになってきた。3Rは風音が前に出てきたから天心はいつものカウンターで攻撃を当ててたね。胴回し回転蹴りを出してたけどあれは効いたね。あれでポイントを取ったなと思った」と3Rのターニングポイントは天心の胴回し回転蹴りだと語った。そして試合中に戦い方を修正できるのが那須川の強さでもあり、今回の判定も妥当だったと話した。
この試合を見て那須川が調子悪いのではなく那須川と風音の相性が単純に悪かったと話し、6月に那須川が対戦する武尊も風音と対戦した場合には同じ感じになると予測しながらも「武尊だったら強引に距離を詰めて自分の距離にしてるかもね」と話した。
「この試合の結果を見て、天心が次の6月に武尊に勝てないんじゃないかというのはそれは違うことだね。武尊と風音ではタイプが違うからね。だから武尊が負けるって言っているわけではない」と持論を展開し、「今回の天心も2月の武尊のエキシビションもお互い前哨戦はあまりいい動きじゃなかったよね。納得できる試合じゃなかったというか。でもこういう試合の方が気も引き締まり、次の試合に向けてリセットできるというか逆に次の試合が楽しみになった」と那須川と武尊の前哨戦を見終わって、6月19日の世紀の一戦がより楽しみになったようだ。
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