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井岡一翔、計量クリア!国内初の無観客世界戦へ「幸せを噛みしめながら試合を」

[ 2021年8月31日 13:10 ]

井岡一翔
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦(9月1日、大田区総合体育館)の前日計量が31日、都内で行われ、王者・井岡一翔(32=志成)はリミットの52.1キロ)、指名挑戦者で同級2位のフランシスコ・ロドリゲス・ジュニア(29=メキシコ)は400グラム軽い51.7キロで、ともに一発でクリアした。

 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の延長を受け、国内の世界戦では初めて無観客開催となる。計量後、オンラインで取材に応じた井岡は「(試合を)できることが奇跡に近い。幸せを噛みしめながら試合をしたい」と表情を引き締め、「多くの人がテレビで見ることになると思うけど、(試合を)できることに感謝して、何かが伝わる試合にしたい」と意気込みを語った。

 自身は東京五輪で多くのアスリートに感銘を受けたという。ボクシングでは女子フェザー級で入江聖奈(日体大)が金メダルを獲得するなど日本勢が活躍。井岡は「アマチュア選手の活躍はうれしい。プロの世界チャンピオンとして僕も頑張らないと、と刺激をもらった。次は僕が返す番だと思っている」と気合を入れた。

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