ミドル級代表・森脇「覚えてもらえるよう頑張る」 壮行会での紹介漏れに苦笑

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東京五輪ボクシング日本代表選手団のオンライン壮行会が18日に行われ、田中亮明(中京学院大中京高教)、成松大介(自衛隊)、岡沢セオン(INSPA)、森脇唯人(自衛隊)、並木月海(自衛隊)、入江聖奈(日体大)の6選手が目前に迫った本番への決意を表明した。
男子フライ級の田中は「たくさんの方に応援してもらえることに感謝して、一戦一戦全力で闘いたい」と抱負。同ライト級の成松は「毎回決勝戦だと思って応援してくれる人への感謝の気持ちを忘れず、精一杯闘って頂点を目指したい」と意気込んだ。同ウエルター級で“プロのアマボクサー”として活動する岡沢は「自分にとってもアマチュアボクシングにとっても最高に大きな舞台。このチャンスをしっかり生かせるように全力で闘いたい」と力を込めた。
選手紹介で本博国監督から忘れられてしまった森脇は「確かミドル級代表だったと思うんですけど…森脇です。もっとコーチや監督に覚えてもらえるように頑張ります」と苦笑い。「全員ぶっ倒してきます」と存在感をアピールした。
女子フライ級の並木は「初めてのオリンピックなので一戦一戦を大切にし、何よりオリンピックを楽しみたい」。同フェザー級の入り江は「このような状況の中でオリンピンクのリングに立てることに感謝して、やるからには金メダルだけを目指して頑張りたい」と話した。
19日の選手村入村を前に田中、成松、森脇、並木が髪を切ったのに対し、岡沢は髪を伸ばして“侍ヘア”を完成させた。「ちょんまげが一本で結えるようになったので、日本の心を持って、日本代表としてカッコいい試合をしたい」と宣言。その一方で「選手村では暇な時間が多くなると思った」とニンテンドースイッチを購入したことを明かし、「暇な時間はゲームをして過ごします」と話して笑いを誘った。
日本ボクシング連盟の内田貞信会長は「3つ以上のメダル獲得、女子のメダル獲得」を目標としている。