谷口将隆、5回TKOで日本王座初防衛 世界再挑戦も視野「次は絶対にを逃さない」

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プロボクシングの日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦は7日、東京・後楽園ホールで行われ、王者・谷口将隆(27=ワタナベ)が同級1位・仲島辰郎(26=平仲)を5回TKOで下し、初防衛に成功した。
序盤から力の差を見せつけた。右ジャブをテンポよく上下に打ち分け、そこから左ストレート、アッパーなど多彩なコンビネーションで仲島を圧倒した。仲島は1回に偶然のバッティングで右目上をカット。さらに2回には谷口の有効打で同じ箇所を切り、5回途中、レフェリーが試合続行は危険と判断して試合を止めた。
難しいとされる初防衛戦を難なくクリア。谷口は「普段通りの力が出せた。スピード差があって相手のパンチが当たるとしたら右しかないので、そこは気を付けて、相手がやりにくい位置にいることを意識した。初防衛戦?どうなんでしょう」と余裕の笑顔だ。
元WBOアジアパシフィック同級王者で、19年2月には世界挑戦も経験した。ビック・サルダール(フィリピン)に判定で敗れたが、現在は世界ランキングでWBO1位、IBF13位に入っており、2度目の世界挑戦も視野に入れる。谷口は「チャンスがあれば全然やります。こんなご時世なので海外になるかもしれないけど、今度こそ、次は絶対にチャンスを逃さない」と宣言。ワタナベジムの渡辺均会長は「(WBOの)指名試合で入札とかになれば海外でやってもいい。指名試合でやれるようWBOには働きかけたい。できれば日本でやれたら」と話した。
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