岩佐亮佑 敵地で5回TKO負け…IBF正規王座&WBAスーパー王座獲得ならず

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プロボクシングのWBA・IBF世界スーパーバンタム級王座統一戦12回戦は3日(日本時間4日未明)、ウズベキスタンの首都タシケントで行われ、IBF暫定王者・岩佐亮佑(31=セレス)がムロジョン・アフマダリエフ(26=ウズベキスタン)に5回TKOで敗れた。アフマダリエフは両王座の初防衛に成功した。岩佐は戦績は27勝(17KO)4敗となった。
千葉県柏市出身の岩佐は習志野高3年時に高校3冠を達成し、08年8月にプロデビュー。11年11月に日本バンタム級王座、13年12月に東洋太平洋同級王座を獲得。2度目の世界挑戦となった17年9月には小國以載(角海老宝石)を下してIBF世界スーパーバンタム級王座に就いたが、2度目の防衛戦で陥落した。
プロキャリアでの3敗すべてがサウスポーが相手。だが、19年12月のIBF暫定王座決定戦で左構えのマーロン・タパレス(フィリピン)に11回TKO勝ち。自らの殻を破り、苦手意識を払しょくしたはずだったが、「ボクシング人生最大の勝負」と位置付けた大一番で、またもサウスポーに苦杯をなめさせられた。
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