中谷潤人、前日計量クリア！マグラモと世界王座決定戦戦「楽しみながら勝利したい」

＜WBO世界フライ級王座決定戦＞前日計量をクリアした中谷潤人（写真提供:帝拳プロモーション）
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　プロボクシングのWBO世界フライ級王座決定戦（6日、後楽園ホール）の前日計量が5日、都内のホテルで行われ、同級3位の中谷潤人（22＝M.T）は50.7キロ、同級1位のジーメル・マグラモ（26＝フィリピン）は50.6キロと、ともに一回目でリミット（約50.8キロ）を下回った。

　本来は4月に行われる予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で2度に渡って延期されていた。4日にPCR検査を受けて両選手の陰性が確認され、そして計量も無事にクリア。念願だった世界初挑戦がいよいよ実現の時を迎える。オンラインで取材に応じた中谷は「このような舞台で戦えることを本当に感謝して、明日は存分に楽しみながら勝利したい」と意気込みを語った。
だった。

　対戦が伸びたことでマグラモ対策も万全だ。「前に出てくる選手なので、しっかり手数を出して止めたい。最初に対戦が決まった時より成長している自信はある。自分の長所を生かしたボクシングをすれば、チャンスは作れると思う。そういう倒すチャンスをたくさん作れるように動いていきたい」。伸び盛りの22歳はKOでの勝利を思い描いた。

　この試合は、WBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人（26＝ワタナベ）のV3戦が中止されたため、新型コロナウイルス感染拡大後、海外から選手を招いて国内で行われる最初の世界戦となる。