先輩の握ったおにぎりで明大が逆転勝ち

東京六大学野球秋季リーグ・フレッシュトーナメント第3日　リーグ戦A組   明大（1勝1敗）3―1立大（1勝1敗） （ 2023年11月2日    神宮 ）

　早朝5時半、寮で後輩のためにおにぎりを作る浅利（左）と飯森
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　上級生の“力めし”もあと1点及ばず、明大は3、4位決定戦に回った。A組の早大を含め3チームが1勝1敗で並んだため、総失点数が少ないチームが同組1位となる。明大は立大を下したものの、立大の総失点5に1点届かなかった。

　この日朝5時半、上級生がフレッシュに出場する下級生のために朝食＆試合中に食べるおにぎりを作った。初日もロッテ1位の上田主将らが早朝から作り後輩をバックアップ。

　副主将の堀内は「昨年は村松さん（中日）らが作ってくれた。何とか勝ってほしいという思いで今朝も作りました」と眠さを我慢して精を出した。

　全員が島岡寮で寝食を共にする明大。残念ながらフィレッシュのV3はならなかったが、ささやかな伝統が今後も続いていく。