豊昇龍は“朝青龍の甥”の名に「やっと追いついてきた」師匠の立浪親方が期待「もう一つ上に行く」

[ 2023年7月24日 16:55 ]

自身の初優勝を報じる本紙を眺める豊昇龍(撮影・前川 晋作)
Photo By スポニチ

 大相撲名古屋場所で初優勝を果たし、大関昇進を確実にした関脇・豊昇龍(24)が24日、名古屋市南区の立浪部屋で一夜明け会見を行った。

 師匠の立浪親方(元小結・立浪親方)は、部屋を継承してから25年目で初めての優勝力士誕生に「昨日は最高の1日でした」と笑顔を見せた。優勝決定の瞬間は、しっかり見られていなかったという。「アベマで見ていたけど、実際に見ていた人から電話がかかってきて肝心なシーンが見れなかった。えっ!勝ったの?!って(笑)」。時間差で配信される映像で見るよりも早く、現場からの吉報が届いた。

 豊昇龍の入門から5年半。デビュー前から横綱・朝青龍のおいとして注目を集めていたため「宝を預かっているのでしっかり育てたい」という重圧は常にあった。自らの弟子として大関にまで駆け上がり「“朝青龍の甥っ子”とずっと言われるけど、名前にやっと追いついてきてくれたかな」と成長に目を細めた。

 そして、今後のさらなる成長にも期待。大関の地位を「通過点ではあると思う」と表現。「この勢いでもう一つ上に行くと思いますよ」と横綱昇進にも期待を込めた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年7月24日のニュース