「明太子はプリン体が多いから痛風になる」は間違い！ #めんたいこの真実

美味しい海の幸「明太子（めんたいこ）」。しかし、そのプリン体含有量についての心配もありますよね。

痛風の原因として知られるプリン体について、実際のところどうなのでしょうか？ 明太子を愛する人々のために、明太子とプリン体、痛風の関係について、辛子明太子の製造・販売を行っているやまやコミュニケーションズが教えてくれました。

明太子に含まれるプリン体、心配しなくても良い理由

明太子はプリン体が気になる食品とされることがありますが、プリン体自体が悪さをするわけではありません。

通常、肝臓でプリン体は尿酸に分解され、体外へ排出されます。痛風の原因として知られるのは尿酸が過剰に増えることで、関節や組織に蓄積されるからです。

しかし、食事から摂取されるプリン体は全体の2割程度で、残りの約8割は体内で生成されます。高尿酸の主な要因は肥満と体質であり、食事においてプリン体の摂取量を気にする必要はあまりないとのことです。

とはいえ気になる明太子のプリン体量。

明太子1本（40g）あたりのプリン体量

一般的に1日のプリン体摂取量は、400mgを超えない食事が望ましいとされています。

明太子に含まれるプリン体は100gあたり約160mgであり、1本（40g）に換算しても約64mgと、過剰摂取しない限りあまり気にする必要はないとのことです。

とはいえ、どんな食べ物も「単品食べ」や「ばっかり食べ」は良くないので、適量を遠慮なくいただきましょうね！

出典：やまやコミュニケーションズ　明太子の栄養と塩分を正しく知って、おいしく健康的に食べるにはhttps://www.yamaya.com/research/categories/detail/126

＜Edit：編集部＞