サッカー元日本代表MF水沼宏太　海外挑戦で「もっと新しい自分と出会いたい」都内でトークイベント

トークショーに参加した水沼
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　サッカー元日本代表でオーストラリア1部ニューカッスル・ジェッツのMF水沼宏太（35）が1日、東京都内の株式会社マネーフォワード本社でトークイベントを開催した。

　テーマは「人生を前に進めるチャレンジ」。今年1月にニューカッスル・ジェッツに完全移籍し、今季12試合出場2得点4アシストの好成績だったオーストラリア1部の戦いをはじめ、現地生活の内容など幅広くトーク。横浜F・マリノスから初の海外移籍を決断した経緯についてはこう明かした。

　「海外でサッカーしたいというのはずっと自分の思いとしてあった。仲の良い選手から、日本では経験できないことを手に入れられるという話も聞いていた。本格的に意識し始めたのはマリノスが（リーグ）優勝して“次のステップ、手に入れたいものはなんだろう”と考えた時に“そこ（海外移籍）だな”と湧き上がって、ここ何年間か強く思っていた」

　この日は抽選で選ばれたファン30人が参加。横浜M時代のユニホームはもちろん、ニューカッスル・ジェッツのユニホームを持参したファンの姿を見て「とてもありがたい」と感謝した。

　マネーフォワード社は20年から横浜Mのパートナー企業としても知られており、スポンサーシップの取り組みを通じて水沼との接点ができた。水沼の「もっと新しい自分と出会いたい」という思いと、同社のミッションにある「人生を前へ。」という思いから新プロジェクト開始も決定。今後は「Life　Compass　Project」と題し、トークショーやサッカー教室（15日開催）などを実施していく。

　ファンから寄せられた質問にも回答し、トークショー終了後はユニホームへのサインや写真撮影にも応じた水沼。最後は、J1最下位に沈む古巣へ「昨日（町田戦）も勝ってくれたし、これから上がっていける」とエールも忘れなかった。