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C大阪は悔しい引き分け 5戦4発のFW北野は「チームを勝たせるゴール取りたい」

[ 2025年3月8日 19:51 ]

明治安田生命J1リーグ第5節   C大阪1ー1名古屋 ( 2025年3月8日    ヨドコウ桜 )

<C大阪・名古屋>前半終了間際、C大阪・北野はゴールを決め喜ぶ (撮影・奥 調)
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 C大阪は目前のホーム初勝利を奪えなかった。

 前半アディショナルタイムにDF畠中槙之輔(29)からMF喜田陽(ひなた=24)にボールを繋いでカウンターを仕掛けると、喜田からFW中島元彦(25)にスルーパスが通り、最後はフリーでペナルティーエリアに入ったFW北野颯太(20)にラストパスが通り、北野は右足でゴール左に先制ゴールを決めた。北野は5戦4発目だ。

 喜田は「僕のパスというよりも槙之輔さんからのボールにメッセージがあった」とカウンターでの進攻を決める。ワンタッチで前線のMF中島にスルーパスを通した。中島は「最初は逆サイドの(FW阪田)澪哉に出して決めてもらおうと思ったんですけど、DFがそこのスペースを埋めていた。一瞬、颯太が見えたんで、決めてくれと思いながら出しました」と振り返る。ペナルティーエリア中央でフリーだった北野は右足を振ってゴール左にゴールを沈めた。

 だが、結果的に2点目を奪えなかったことが引き分けに終わる結果を呼び込んだ。試合終了と同時に北野はピッチに崩れ落ちた。ホームで勝てる内容だっただけに「個人的には調子はいいと思いますが、チームを勝たせるゴールを取りたいし、そういう立場だと思うので」と背番号38は悔しさを隠さない。「仕留めきれなかったというのもあるので、向き合っていくしかないです」と淡々と話した。

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