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神戸2発でACLE初勝利! 試合終盤には両軍スタッフ含めた乱闘騒ぎ

[ 2024年10月2日 21:10 ]

ACLE1次リーグ東地区第2戦   神戸2ー1山東(中国) ( 2024年10月2日    ノエスタ )

ACLE山東戦へ向けた前日会見の神戸・吉田孝行監督(左)とGK前川黛也
Photo By スポニチ

 悲願のアジア制覇を目指す神戸が、今大会初勝利を手にした。山東(中国)に2―1で競り勝ち。吉田孝行監督が「Jリーグを代表して出場しているので日本勢の誇りを持って戦いたい。現状のベストで臨む。あすの試合は特に大事になる」と必勝を期していたが、J王者の実力を見せつけた。

 前半14分にMF扇原貴宏のFKからFW宮代大聖が先制ヘッド。同24分にはDF山川哲史、その直後にもMF佐々木大樹が決定的なシュートを放つなどセットプレーから再三のチャンスを作った。だが中国代表GK王大雷ワンダーレイの好守に阻まれると、逆に同28分にCKから同点に追いつかれた。

 嫌な流れのまま後半に突入したが、それを断ち切ったのがDF酒井高徳だ。後半6分、MF汰木康也からの横パスを受けると右足ミドルシュート。相手DFに当たってコースが変わり、ネットに吸い込まれた。終盤にはMFパトリッキが背後からタックルを受けて、大迫や武藤らが激高。両チームのスタッフ含めてピッチ内外で乱闘騒ぎになり、吉田監督が止めるなど後味悪い結末となった。

 次戦は敵地・蔚山戦(韓国)。2連勝を手にし、1次リーグ突破へと歩みを進める。

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