川崎Fがルヴァン杯4強　遠野が2戦連続弾で終了間際に“勝ち越し”

ルヴァン杯準々決勝第2戦   川崎F1―1（2戦合計2―1）甲府 （ 2024年9月8日    JIT　リサイクルインク　スタジアム ）

＜甲府・川崎F＞試合終了間際、同点ゴールを決め駆け出す川崎F・遠野（右）。2戦合計で準決勝進出を決めた
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　川崎Fが終了間際の劇的なゴールで4強を決めた。敵地で迎えたJ2甲府との準々決勝第2戦で前半に先制を許し、2戦合計1―1の状況で迎えた後半アディショナルタイム4分に途中出場のFW遠野大弥が決勝点。右後方からDFファンウェルメスケルケン際が上げたクロスに首を振って頭で押し込んだ。

　「いい準備と際くんのいいボールで決まった。魂というか気持ちがこもったゴール」と遠野。先発したホームの第1戦（4日）でも得点していた男が再びヒーローになった。

　鬼木監督は後半26分から出場して勝利をもたらした遠野に関して「1戦目も点を取ったり、いいプレーが続いている。自信を持って入れられる。攻守で計算がたつ」と称えた。