ブライトン三笘「もう一つギアを上げていかないと」　日本ツアーを完全復活への足掛かりに

親善試合   ブライトン4―2東京V （ 2024年7月28日    東京・国立競技場 ）

＜東京V・ブライトン＞前半、ヒールを使って相手を抜き去るブライトン・三笘（撮影・西海健太郎）
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　イングランド・プレミアリーグのブライトンは東京Vと親善試合を行い、4―2で勝利した。

　日本代表MF三笘薫（27）は4―4―2の左MFで先発出場し、前半45分間で軽快なプレーを披露。得点には絡まなかったが、代名詞のドリブル突破や華麗なターンで相手を置き去りにするなど、2万5851人の観衆を魅了した。

　2月に腰を痛めて昨季後半戦は長期離脱。今月上旬のチーム始動後に全体練習に合流し、24日の鹿島戦が復帰戦だった。日本で完全復活への一歩を踏み出し、「素晴らしいツアーになった」と振り返った。一方で、自身のコンディションについては「まだまだ100％ではない。開幕までにもう一つギアを上げていかないと厳しい。違いはまだ出し切れていない」と冷静。

　8月17日に開幕するプレミア挑戦3季目のシーズンを見据え「長いシーズンを考えて徐々にコンディションを上げながら、ピークを先に持っていけるようにしていきたい」と話した。