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魂震わせる死闘…京都は2点ビハインド&数的不利で一時同点も惜敗

[ 2024年3月17日 16:08 ]

明治安田J1第4節   京都2-3横浜F ( 2024年3月17日    サンガスタジアム )

京都・川崎
Photo By スポニチ

 魂を震わせる死闘だった。京都は横浜に敗れたが、試合後のスタジアムには万雷の拍手を降り注がれた。

 試合の入り方は最悪だった。前半5分、DFアピアタウィア久が足を滑らせてボールを奪われたところから失点。その3分後にはDFラインの背後を抜け出した相手をアピアタウィア久が倒してしまい一発退場となった。10分経たない中でビハインドの展開と数的不利の状況。そして33分にはミスから致命的な2失点目を許した。だが、ここからサンガ劇場の幕が上がった。

 猛攻に耐えながらカウンターで何度か好機を作り出すと、前半45分には相手ボールをカットしたDF佐藤響がGKとの1対1を制して1点差。その3分後にはCKの流れからU―23日本代表MF川崎颯太が押し込んで同点に追いついた。

 後半8分に勝ち越し点を許して、勝ち点を掴むことはできなかった。だが同19分に横浜GKが一発退場となり数的同数になった後は押し込んだ。体力の限界を超えても走り、球際でも戦い続けた。サポーターは声を枯らしながら背中を押し続けた。今季ホーム初勝利はお預けになったが、スリリングな90分間だった。

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2024年3月17日のニュース