【取手競輪 G3水戸黄門賞】武田豊樹 神山、平原氏の引退「寂しい気持ち」 自身は復活期す

[ 2025年5月30日 15:53 ]

神山雄一郎氏、平原康多氏の引退を「寂しい」と語った武田豊樹
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 取手競輪場のG3「水戸黄門賞」が31日、開幕する。30日は前検が行われた。

 地元の御大・武田豊樹(51=茨城)が報道陣の前に姿を現し、神山雄一郎氏、平原康多氏と立て続けに仲間が引退したことについて語った。

 「かなりのレース数で期待に応えてきたラインだと思う。その先輩、後輩がいなくなるので寂しい気持ちです」。鉄壁の結束を誇った関東ライン。別線が何もできずに終わるレースをファンは何度も見てきた。

 互いにリスペクトし合ってきた2人がバンクを離れたことで、武田には新たな決意が生まれた。「言いづらいことを僕が言っていくしかないですね(笑い)。でも、自分はG1戦線にいないので、もう一度、G1を目指して頑張らないと」

 取手バンクでのG3。武田が復活ののろしを上げるのに、これ以上ふさわしい舞台はない。引退した2人の分まで武田は懸命に駆ける。

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