【平和島ボート　G2モーターボート大賞】中野次郎　大外克服で通算1700勝達成

通算1700勝を挙げた中野次郎
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　ボートレース平和島のG2「モーターボート大賞～G1・G2優出者バトル～」は21日、予選2日目が行われた。

　中野次郎（43＝東京）が2日目6Rで大外6コースから捲り差して勝利。区切りの通算1700勝目を挙げた。「うれしいですね。6コースからというのが大きい。忘れないと思う」と満面の笑みを浮かべた。

　「チルト1度の方が足はいい。全部がいいですね。ただ、チルト0度やマイナスだと普通の足だと思う。ピット離れが持つならこのままいきたいけど、そことの兼ね合いですね」。調整は枠とピット離れ次第となるが、2日目に見せた舟足は力強かった。

　4月のG1宮島周年記念では超抜エンジンとコンビを組み優勝戦1号艇を手にしたものの、最終日の途中で中止打ち切り。優勝をつかむことができなかった。グレードは違えど今大会は26年3月のSGクラシックの権利も懸かる特別競走だけに「宮島の分も頑張りたい」と気持ちも入る。

　22日の3日目は9Rに1号艇で登場する。予選を2位で折り返すことにも成功し「準優の1枠は欲しい」と意気込んだ。絶好枠をモノにして、最高の形で予選最終日に挑みたい。