【川崎競輪　スポーツニッポン杯争奪戦】山崎歩夢がS級初戦を完勝「楽しんで走ろうと思っていた」

堂々たるコメントでファンを沸かせた山崎歩夢（中）
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　川崎競輪場のF1ナイター「スポーツニッポン杯争奪戦」は初日を終えた。

　チャレンジから18連勝で一気にS級2班まで駆け上がった山崎歩夢（20＝福島）がS級初戦を快勝した

　10R。いったん6番手に引く形となったが、そこから踏み上げると、番手の岡村潤を引き連れて他派を圧倒。S級デビューを力強く飾った。

　レース後、場内からは拍手が起こり、インタビューでは「おめでとう～」「カッコイイ！」の声が響いた

　山崎は「自分の力を出し切るレースをしようと思っていた。仕掛けるタイミングやスピードが違って混乱した部分があるので修正したい。ペースは速いが、ペースが速い方が自分は好き。楽しんで走ろうと思っていたし結果が出て良かった」と堂々たるコメント。これにもファンが沸いた。

　番手で続いた岡村潤も「強いですね。お父さん（芳仁）とは違うタイプ。後ろから見ると深谷（知広）君と同じようなケツをしていて、ダッシュも深谷君みたいだった」と独特の視点から絶賛した。