【川口オート　G1開設記念グランプリ】金子大輔　好調モード味方に課題克服

好調をキープしている金子大輔
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　川口オートのG1「開設73周年記念グランプリレース」が5日に開幕した。

　今年は2月の地元浜松SG全日本選抜で優出3着と存在をアピール。続く前節の山陽G1スピード王決定戦は青山周平、鈴木圭一郎の2強が準決敗退する波乱ムードの中で優勝と、好リズムを刻んでいる。

　前検日には「あらかじめ部品を換えていて、エンジンはそこそこいい状態」と胸を張っていたが、初日8Rはいきなり状態の良さを証明した。試走タイムは抜けたトップの3秒57。レースも雨走路を得意とする高橋貢ら強豪を寄せ付けなかった。

　「リングを換えて前節優勝戦の軽さが取れて、力は戻った」とホッとした表情を見せつつ「伸びは悪くないけれど少し開けづらい」と課題も口にしたが、好リズムの今なら難なく克服してくるはずだ。