【競輪】ドーピング違反の北井がランク付けされている「S級S班」の凄さ

[ 2025年2月21日 04:00 ]

競輪選手のランク分け
Photo By スポニチ

 競輪を統括するJKAは20日、元Jリーガーで競輪選手の北井佑季(35=神奈川)から禁止薬物であるタンパク同化男性化ステロイド薬「メタンジエノン」の代謝物が検出されたと発表した。北井は競輪で9人しかいないS級S班にランク付けされるトップ選手。KEIRINグランプリ2024(静岡、優勝賞金1億4000万円)の前日、昨年12月29日に行われたドーピング検査で禁止薬物が検出された。

 ▽S級S班 6つにランク分けされる男子競輪選手の中の最上位ランク。1年間に6回行われるG1競走優勝者、年間獲得賞金上位者の計9選手が毎年12月30日に行われるKEIRINグランプリに出場。翌年のS級S班となる。2165人(20日現在)のうち9人しか入ることができず、赤いレーサーパンツ、通称「赤パン」をはくことが許される。

続きを表示

「2025 宝塚記念」特集記事

「函館スプリントS」特集記事

2025年2月21日のニュース