【京王閣競輪　G3ゴールドカップレース決勝戦】古性優作で断然　「疲れは抜けない」それでも圧倒

[ 2024年10月29日 04:40 ]

　大阪・関西万博協賛、京王閣競輪開設75周年記念G3「ゴールドカップレース」は最終日を迎え、12Rで決勝戦（優勝賞金566万円）が争われる。総合力断然の古性優作を中心に充実著しい真杉匠、新山響平―新田祐大の北日本勢、一発の魅力ある犬伏湧也で激戦が繰り広げられる。

　総合力断然の古性が中心。ライン構成は古性―南の大阪勢、新山―新田の北日本勢、そして関東勢は真杉―鈴木と小林―木暮に分かれて犬伏が単騎戦に。

　積極的に出るのは新山が有力だが、犬伏の単騎カマシや真杉の巻き返しもあり激戦が予想される。レース運び確かな古性はこの動きを見極め、的確に踏み込んで首位。真杉は自分のタイミングで仕掛けると逆転がある。北日本勢も差はない。

　＜1＞新田祐大　小原君の踏み出しが凄かった。2日目だけ自力だが、人の後ろでもきついですね。新山君へ。

　＜2＞真杉匠　もっとメリハリが必要だった。もっとやりようがあったかな。準決は重かった。自力。

　＜3＞古性優作　新山君に力負けしました。疲れは抜けないと思う。決勝も変わらないでしょう。自力、自在。

　＜4＞小林泰正　本調子ではないが、ケガは治っているし日に日に良くなっている感じはある。みんなにチャンスがあるよう別で自力。

　＜5＞犬伏湧也　どんどん良くなっている感じがある。いいメンバーで決勝に乗れたのは自信になる。自力。

　＜6＞鈴木竜士　話して真杉君へ。力を出し切れれば。

　＜7＞南修二　いい感じというわけではない。体調管理して、もう少し良くなればいいが。古性君へ。

　＜8＞木暮安由　付いて行っただけ。ただ、2日目がきつかった分、追走が楽だった。別なら小林君へ。

　＜9＞新山響平　サドルをいじって2日目よりも良くなった。体も回復して良くなっている。自力。