ボートレース江戸川で火災…今節中止打ち切り 選手代表の清水「ケガ人出ずよかった」

[ 2024年10月18日 04:45 ]

開催中止を受けて、マスコミの取材に対応した選手代表の清水沙樹
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 17日、午前8時30分ごろに東京都江戸川区のボートレース江戸川の競技棟燃料保管庫から火災が発生。消防車57台が出動するなどして午前9時10分ごろには鎮火されたが、19日まで開催のG3「オールレディース 江戸川女王決定戦KIRIN CUP」は17日に行われる予定だった4日目を含めて開催の中止打ち切りが決定した。外向発売所も含めて全館が19日まで休館。以降のレース開催については未定となっているが、外向発売所は20日から通常営業を予定している。

 競技棟内にいた関係者は「燃料保管庫から爆発音とともに炎が出て、凄い振動でした」と驚きを話した。近隣の道路は通行止めになり、多くの消防車と警察車両が駆けつけ物々しい空気だったが、レース場周辺にやじうまが集まることもなく消火作業が行われていた。この日は午前7時30分から外向発売所の営業も行われていたが、客やレース場関係者にケガ人はなく、選手もボートレース場から離れた場所にある宿舎にいたため無事だった。

 選手代表の清水沙樹(37=東京)は「お客さま、関係者を含めケガ人が出なかったことが、まず第一に本当に良かったです。私はちょうど、選手宿舎の1階にいた時に火災の知らせを受けて、もちろん携帯電話も持っていないので状況が分からず、テレビのニュース映像などで見て驚いていました」と火災発生時を振り返った。続けて「江戸川は大好きな水面なので、また呼んでいただきたいですね。まだ分からないですが、開催が再開できるようになることを願っています」とコメントした。

 なお、日本モーターボート競走会によると記録が残っている1989年以降では、レース場の火災による開催中止は今回が初めて。

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