【福岡・三都市対抗戦】明日開幕 地元勢の大将格・渡辺浩司がⅤ争いの中心に

[ 2024年10月2日 05:00 ]

大将格の渡辺浩司が福岡勢をけん引するシリーズに
Photo By 提供写真

 ボートレース福岡10月最初の開催はデイレースでの実施となる「東京・大阪・福岡三都市対抗戦 福岡J・アンクラス杯」。タイトル通り3支部による対抗戦で、18日から住之江、11月6日から平和島で同様の大会が開催される。特設サイト(https://www.boatrace-3cities.jp/2024/)ではキャッシュバックキャンペーンや、豪華賞品が抽選で当たる優勝支部当てクイズも実施されるのでチェックしてほしい。

 開催地が福岡なら、もちろん地元勢が幅を利かせる大会になるだろう。大将格は渡辺浩司。今年は優勝回数こそ1回にとどまっているものの、年間13優出と季節、場所を問わずコンスタントに活躍している。福岡は今年4節走って3優出。よほど悪いエンジンを引かない限り、優勝争いには絡んでくるはずだ。地元勢は他に白水勝也、木下大将、水摩敦がポイントゲッターの役割を果たしそう。

 大阪支部はSG4Vを誇る湯川浩司が中心。今年は3月江戸川周年で4年ぶりのGⅠタイトルを獲得している。さすがに一時期の爆発力はなくなってきたが、勝負強さは健在。福岡は22年10月以来、久々の参戦だが、優勝歴もあるようにウネリを苦にしない。大阪勢では他に繁野谷圭介、吉永則雄と道中のさばきが巧みなタイプがそろう。

 東京支部は当地55周年覇者として名を刻む飯山泰が主力を担う。好調時はキレのあるスタートからコース不問で1着を狙うスタイル。近況もセンター戦では高い1着率をマークしているが、一方で現在勝率6・22と伸び悩んでおり、大敗の多さが気がかり。A1キープに向けて得意水面でチャージを図りたい。東京勢は他に三角哲男、佐藤大佑、三浦敬太と速攻肌が顔を並べている。

続きを表示

「2025 宝塚記念」特集記事

「函館スプリントS」特集記事

2024年10月2日のニュース