【江戸川ボート　ルーキーシリーズ第14戦】石渡翔一郎が全速捲りで白星発進　手綱緩めず整備に汗

初日8Rを3コースから捲って制した石渡翔一郎
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　ボートレース江戸川の「スカパー！・JLC杯ルーキーシリーズ第14戦」が28日、開幕した。

　今年8度目の江戸川参戦となる石渡翔一郎（21＝東京）が初日8Rを制して白星発進に成功。3コースからコンマ11のトップスタートを決めると、1コーナー全速旋回で内2人を捲って抜け出した。

　2連対率48.1％を誇る高勝率機34号とのタッグだけに仕上がりも良好。「回り足がいいエンジンと聞いていたが自分の形にプロペラを叩いたら、良かった回り足を落とさずに伸びも来た」と手応えをつかんでいる。

　しかし、まだ満足することはない。「ずっと整備をされていなかったエンジンみたいなので、これから本体を割って点検します。もしかしたらリングを交換するかも」。初日の出番が終わった後も整備場で汗を流した。

　2日目は3R1号艇と12R2号艇。強力な舟足と有利な内枠を生かし、さらなるポイントアップを狙う。